台湾の街中には多くのお寺や廟があります。
なかでは、台北にある龍山寺と霞海城隍廟は人気のパワースポット。
恋に悩むみなさん〜恋愛の神様 月下老人 ( 月老 )が祀られていることでも有名で、お参り必須！
龍山寺について
龍山寺（ロンシャンスー）は200年以上の歴史があり、台湾の重要文化財として保護されています。アクセスも便利で、健康や縁結びなどの願い事にご利益があると言う口コミが広まったため、常に観光客や地元民で賑わっています。
龍山寺は台北一番ご利益がある有名なパワースポットと言われているけど、月下老人ではなく、他にもたくさんの神様が祭られています。月下老人 にだけ参拝することは他の神様に失礼になりますから、主祭神から、右周りの順番で参拝しなくてはいけませんよ！
台北龍山寺 営業時間：07:00 – 21:30 住所：台湾台北市萬華区廣州街211号（map） アクセス： ①台北MRT板南線龍山寺駅1番出口から徒歩約5分 ②台鉄萬華駅から徒歩約8分 電話番号：+886-2-2302-5162
霞海城隍廟について
龍山寺に同じ有名な縁結びの神様がいるのが台北大稲埕迪化街にある霞海城隍廟です。ここは、160年の歴史を持って、中国の伝統的な建築として保存されています。
ちなみに、この霞海城隍廟のある場所は台湾の商業の発展の場所として重要な役割を果たしてきた大稲テイという場所にあります。月下老人以外にも、仕事運や健康などの神様が祀られていますよ。
台北大稲埕霞海城隍廟 営業時間：06:16 – 19:47 住所：台湾台北市大同区迪化街一段61号（map） アクセス： ①台北MRT松山新店線北門駅 徒歩9分 ②バスの250番と304重慶線、延平一站（南京）下車 ③バスの250、255、274、304重慶線、639、641、704、518番で南京西路口下車 電話番号：+886-2-2558-0346 ウェブサイト：台北霞海城隍廟公式サイト
参拝方法は？
台北龍山寺 1. 龍山寺は本尊が祀られている正殿が真ん中にあり、それを囲むように前殿や後殿、鐘楼などが囲んでいるという「回」の字ような形になっています。 2. まず、向かって右側にある入り口から入り、売店でお線香を購入。7本セット10元で買うことができます。購入後、すべての線香に火を付けましょう ! 3. 前殿に祀られている三仏にそれぞれ三拝します。線香を頭上に掲げて三拝、神様に自己紹介も忘れずにして、願い事を心のなかで唱えましょう。その後香炉に線香を一本入れます。 4.次に、観世音菩薩が祀られている本殿で三拝。本殿の香炉に線香を一本入れます。 5.後殿の神様にも、右から順番に反時計周りで三拝します。三拝した後には、神様の前にある香炉に一本ずつ線香を供えます。 6. 後殿の神様にお参りした後は、恋愛の神様「月下老人」や、医術の神様「華陀」など、他の神様にもお参りをしましょう。
台北大稲埕霞海城隍廟 1. 廟の売店でお賽銭の意味を持つ「金紙」と「線香3本」のセットを購入。本気で恋愛を叶えたいという方は、赤い糸が入ったお守り入りの「お供えセット」が廟内で売っているのでおすすめのようです。 2. 3本全てに火をつけた線香を持ち、最もえらい天の神様「天公」にご挨拶。 「天公」は玉皇大帝、天帝、上帝などとも呼ばれ道教においてすべての神様を統率する中心的な神様。 この際、頭の中で住所・名前・年齢と願い事を唱えます。他の人と間違えないようにより細かく、正確にお伝えするのがいいらしいです。お参りの時はすべて同じようにお伝えしてください。そして3回お辞儀をします。 3. 一番奥の御本尊にお参り。無事息災・金運上昇のご利益だそうです。祈願が済んだら3回お辞儀します。 4. 月下老人にご対面。台座に「月下老人」と書いてあるのでわかるそう。長いヒゲを持ち右手に杖、左手に婚姻簿を持っています。月下老人の前では、住所・名前・年齢のほかに特定の人や想いを寄せている人がいる場合はその人の名前と、その人とどうなりたいかをしっかりお伝えします。この場合もより細かく、正確に、具体的にお伝えするのが効果的らしいですよ！ そして祈願した後は3回お辞儀します。 5. 右側の部屋に移り左から順番に神様にお参りし、最後にもう一度「天公爐」をお参りして、爐に線香を立てる。 6. 「お供えセット」の中に入っているお守りを取り出し、線香を立てた爐の煙にかざして時計回りに3回まわします。 7. 「お供えセット」の砂糖「喜糖(シータン)」は月下老人の前に置いて、「金紙」は回収ボックスに。煙にかざしたお守りを大切に持ち帰ってきます。
おみくじの引き方
1. まずは、心の中で自己紹介と願い事を唱えます。 2. 赤い月型の木片が置いてあるので、ふたつ取って投げ、おみくじを引いて良いか神様に尋ねます。木片が、「表＋裏」で落ちればおみくじを引いてOK。二つとも表、あるいは二つとも裏のときはNG。「表＋裏」のペアになるまで、３回チャレンジ可能。３回投げてもダメだった場合、願いことの内容が良くなかったということ。内容を考え直しましょう。 3. 木片を投げて「表・裏」のOKが出たら早速おみくじを選びましょう！番号が付いたおみくじ棒を持ち上げ、上下に振って一本を取り出します。 4. おみくじをひいたらなんと、また木片を投げます！とことん神様のご意見を伺うのです。 「表＋裏」のOKペアにならなかった場合は、おみくじの番号が良くないということ。木片を投げてOKが出るまで、おみくじを引き直します。 5. OKがでた場合は、「おみくじ引出所」へ。自分の番号のおみくじを取り出します。 6. おみくじ解説所へおみくじを持っていき、説明してもらいましょう。週末は日本語ができるスタッフもいますし、置いてある解説本で確認することもできます。
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写真の出所：台北観光局